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鎌倉ヤマガラ日記

鳥の話はあれども野鳥観察日記ではない似て非なるもの

感覚モダリティの連動と乖離

タイトルが重いが、それほど突っ込んだことを書くわけではなく、ふと気づいたことを書くだけだ。 感覚と言っているのはファッション感覚のような感覚ではなく、視覚、聴覚、触覚、味覚などの感覚であり、大雑把に言って、その感覚の種類がモダリティ(様相)…

夢を夢見よ

夢を夢見よ 朝ぼらけに目覚めた後もなお 夢を夢見よ その身をもって 生終わる日まで いなや生終わりても たやすきことかな すべては夢 ふと夢見ただけの夢なれば (2017/03/21)

鶯の声

数日前からか鶯の声をよく聞くようになった。 よく聞くと言っても始終鳴いているというわけでも、確信して鳴いているわけでもない。 どこかまだ季節に戸惑っている、そんな鳴き方だ。 ああいう熟しきっていない鳴き方はさすがの蛾眉鳥でも真似られないだろう…

反グローバリズム

世界的に「反グローバリズム」の嵐が吹き荒れていると言う。 そうかもしれないし、事実はそうでないのかもしれない。 グローバルであることに世界は傾斜してきた。 しかし、それは人を疲れさせる。 なぜなら、人は、いや、ありとある生き物は小さな自分の環…

GIFアニメ版てのひらヤマガラ

ブログに簡単な動画を記事の一部として載せるためにいちいちYouTube経由というのも面倒かなとGIF版にしてみた。 一枚の画像のサイズ制限があるらしいから、以下は5MB以下にしたものだ。 大きなサイズのままなら元の動画の画質が維持されるので、そちら…

窓辺の実験室(3)

何と呼ぼうか少し迷ったが、「実験パネル」ということにした。 「実験箱」とすると閉鎖した箱のイメージになり、窓の透明パネル一枚を隔てて外と内になっている、そういう「界面」interfaceにしたかったので「箱」では望むイメージにはそぐわないし、Communi…

窓辺の実験室(2)

違う日の写真だが右側遠くに居るヤマガラはおそらく同一個体手前のシジュウカラは大きさがやや異なるようなので別個体か 窓辺で野鳥を相手に実験的な試みをしてみようかと思ったとき、考えていたことが幾つかあった。 (1)開かれた空間 実験室というか実験…

春の姿もまた一歩

窓際実験室の窓から外を眺めて、繁茂しつつある白詰草(シロツメクサ)の中に数点の鮮やかな黄色を見つけた。 一昨日気づいた菜の花ではない。 あの丸さは蒲公英(タンポポ)に違いない。 庭に行って確かめた。 そうして気づいた。 小さな、おびただしい数の…

カテゴリーとキーワード

特に特定の専門領域に限った話をしようというのではない。 いろいろな場面で私が感じる共通のことなのである。 例としてブログ記事とそのカテゴリーで言えば、「はてな」のブログでは、一つの記事は複数のカテゴリーに「所属」させることができる。 ブログサ…

春騒ぎ

強い風にヤマガラたちも何処かに避難したのか、朝早く一、二羽が掌にヒマワリの種を取りに来たきり羽音もしなくなった。 春騒ぎ吹きつけてくる白詰草たちの上 先日気づいたことなのだが、水仙らしい葉が昨夏繁栄を誇った金蓮花などの枯れた中から伸び上がっ…

水耕栽培の試み

窓辺には「ヤマガラ実験室」の他にもいろいろ在る。「実験室」が北側の庭に面してるのは、南側は明るくていいのだけれど見通しが利き過ぎて小さな鳥にとっては危険度も高いのか鳥たちが頻繁には訪れないためだ。 南側の窓では今、水耕栽培の試みをしている。…

雪霰がまた降った

たまたま外に居た。 急に視野の端になにか白いものがぽとりとまっすぐに落ちてくる。 これこれ、雪霰(ゆきあられ)だ。 昨日の雪霰と少し形が違って、今日のは型抜きしたプリンかゼリーみたいな形をしていた。 硬さも昨日のよりは柔らかい。 機能は円筒形が…

ゆきあられの後で

昨日急に降りだしたものは最初は雹(ひょう)かと思った。 硬いコンクリートの縁石に落ちて勢い良く跳ね返っていたからだ。 しかし、雹にしては表面が透明感のある氷状になっていず、ふわふわの雪の結晶を重ねたような感じで、全体的には長さ数ミリの概ね円…

遠き山

今年正月二日に遠く望んだ浅間山 たまたま広角レンズを付けたコンパクトなデジカメしか持っていなかったので、これは粗くなるのを覚悟の上で超拡大した写真だ。 薄曇りの日だったが、しばらくの間くっきりと山が見えていた。 浅間山が好きになってから随分と…

立つ鳥・飛ぶ鳥

「飛ぶ鳥跡を濁さず」は本来は「立つ鳥跡を濁さず」だったと何処かで読んだ気がするが、出典は知らない。中学生の頃だったか国語の授業で「たつチョウセキをにごさず」と読んだ奴が居て、「なんでそんなふうに読む?」と教師に聞かれ、「鳥」と「跡」の間に…

枝にまぎれて

昨夜の雨で地面が濡れていた。 生温かい空気に春の匂い。 生きるということは時間をくぐるということなのかなと思う。 強い風に揺れる枝に鳥たちが蜜を吸いに来る。 今日の蜜はどんな味がするのだろう。 ヒヨドリ メジロ シジュウカラ 雨上がり春が匂うと鳥…

窓辺の実験室(1)

またしても思いついて、思いつくだけならまだしも性格なのか即実行してしまうことが多くなった気がする。 現在、日本では野鳥を飼育することは禁止されている(鳥獣保護法)が、それは「捕獲」を中心にした考え方のようだ。いずれにせよ、学術的研究という建…

冬の向日葵

冬一月だというのにまた向日葵が咲いて、今回は数日咲いたままでいる。暖冬異変のせいではないと思う。 こんな恵まれない季節に咲かせた責任は私にある。いや、正確には、私とヤマガラにあると言うべきか。 日頃与えているヒマワリの種をヤマガラがつついて…

小首を傾げる

「小首を傾げる(こくびをかしげる)」という言葉があるが、この「小」は英語で言うならslightlyのようなもので、「首を傾げる」程度がそれほど大きくないことを示すのだろう。「小」があってもなくてもそれほどの意味合いの違いはないように感じるのだが。 …

ヒマワリの種も色々

前にヤマガラがひまわりの種をくわえて振り、音を聞いて良い種を選んでいるのではないかということを書いた。 そのとき、こうしてみたらどうだろうかと思ったことの一つが下のようなことだった。 つまり餌を並べて選んでもらい選好を知るという単純発想(た…

それぞれの羽

庭の、バードフィーダを幾つか設置した雑木の傍で拾った、様々な大きさと少しだけ異なった色の羽。 庭に来る鳥は、カラス、キジバト、ヒヨドリ、アカコッコならぬオオアカハラ、ガビチョウ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、スズメ、メジロなど大きさも色…

梅にヤマガラ

この梅の古木は多分私より長くこの地に生きてきた。 季節にはまだ非常に多くの実をつけて、ジュースや梅酒の大瓶が幾つもできる。 枝ぶりは長い歴史の中の成長の起伏を物語る。 ヤマガラは昔からずっとここに居たのだろうか。 小さい頃の私にはその記憶はな…

バード・フィーダのリス対策あれこれ

そもそものきっかけはヤマガラを庭で見たことだった。その時は、何の鳥であるかわからずに居た。キジバトとスズメがよくやってくることは鳴き声からもわかっていたのだが、この鳥のときは「違う小鳥も来るのか」と思った程度で、だからどうだということでは…

てのひらの鳥

庭に来るヤマガラたちが私の手に飛び乗ってヒマワリの種を啄むようになってからまだそれほどの時が経っていない。飛び込んでくる者と警戒して途中でとんぼ返りしてしまう者とが半々。それもよし、野生を忘れるな。しかし、それにしてもヤマガラは実に人懐こ…

種を聞き分けるヤマガラ

前にヤマガラがヒマワリの種を嘴にくわえて首を前後に動かし音を聞いて種を選んでいるようだということを書いた。 もしかしたら知られている事実なのかもしれないと軽くネットで検索してみたが、それらしいものを見つけることができなかった。 ヒマワリの種…

季節外れのラズベリー

鳥の巣箱にするなら太い孟宗竹がいいかと思い(まだ作ると決めたわけでは全くないのに)、昨年夏過ぎに切った竹を見に行って、ラズベリーの実が重そうに垂れ下がっているのを見つけた。 なぜこんな冬のさなかにと少し驚く。人知れず、誰も今まで気づかなかっ…

2017年 予想もつかない

酉年は瓦せんべいから始まる、ということか。 鄙びた町で瓦せんべいに朝日が射し始めるのを眺める。 是結構、こけこっこー。 歩いていた市でなぜかテレビのインタビューを受ける。 なぜか。 予想もつかない。 酉年は、なんだか予想もできないことで騒がしそ…

雑詩集・黙音(1)

=========== なんのために なんのために 逆立ちしたのだろう 忘れてしまったあの頃 風の音ばかりが 聞こえていた =========== アコーディオン 小さなアコーディオン 石畳の 市場の午後に 風と 過ぎゆく時間と 愛と 流れて 踊った まる…

ヤマガラのパーカッション

体系的、つまり、システマティックに書いてはいけない。それほど体系的にものが書けるわけでもないのに最近よくそう思うのは職業的性格への反抗心のせいだろうか。気楽に考えもせずに(時には自堕落なほどに)書くことも大切なのだと思う。そういう、言って…

荒れ庭に天然記念物?

日本野鳥の会に入っているわけでもなく(特に今日は入ろうかと思ったりする気まぐれもないわけではないが)、特にバードウォッチングを趣味としているわけでもない私が、ブログのタイトルになぜ「ヤマガラ」を入れたのか、野鳥観察日記を書くというつもりで…

それぞれの経緯から

人ひとり一人それぞれの生き方があるのだと思う。 他の生き物たち一匹いっぴき一羽いちわにそれぞれの生き方があるように。この季節、立ち止まれば足元で、低く垂れた陽光が、明るい日の当たる場所とそうでない日陰の境界を静かに教えるように。暑かったこの…