鎌倉ヤマガラ日記

鳥の話はあれども野鳥観察日記ではない似て非なるもの

(音楽再生Magnatune Music Playerプラグインは最下段のフッタにあります)

最初の実りの日々

幾つかのタイプの風車作りや翻訳などで忙しかったのに加えて、しばらく北海道旅行に行っていたのでブログがお留守になってしまっていた。 「継続は力なり」というのはこうした営みでも当てはまると思うのだが、なかなか日を開けずに継続することは難しいもの…

夜を歩く

学生の頃にフランス文学で、『夜歩く』だったか、そのような名前の本を読んだことがあった。 細かい中身はもう覚えていないが、夜中に街を歩きまわる面白さを教えられたような記憶がある。 いや、建物の中だって夜は何かが趣きを変えるものだ。 夜の家々、夜…

梅雨空の下の花たち

この数年、その中でも特にここ一、二年、天候の定まらなさというか今までとは質の異なった易変性を感じる。 梅雨は梅雨らしからず、晴れの日も多く、降るときは降るときで梅雨前線の雨というより突発的な大雨が降る。 冬が春に、春が夏になっていく過程でも…

野をアレンジする、あるいは、野を生ける

生花をflower arrangementと言うのであれば、私がやってみたいと感じているのは「野を生ける」こと、野のアレンジメントなのだろうかと思っている。 高校生の頃、奈良の親戚の家に泊めてもらって奈良巡りをしたとき、その家の老婦人が私が帰ると必ずお茶を、…

梅の実と麦の穂

毎年、6月の初めから前半に梅の実を採ることになっている。 今年は見た目、実の大きくなり方が遅く、小さな実が鈴なりになっているような印象だったので収穫を躊躇っていたのだが、風の強い日が続くせいか実がポタリポタリと音を立てて落ちてくる。 落ちて…

イワタバコの季節

庭の北東側は山に接しているので、そこには崖が有る。 崖といっても草木をかき分ければ登っていける程度のものだが、その麓の一部としてけっこう大きな一枚岩があって、そこにイワタバコ(Conandron ramondioides)が群生している。 鎌倉というとイワタバコ…

みなとみらいで見た花火

みなとみらいの横浜美術館に行った後でパンケーキとアイスコーヒーを夕涼みがてらテラスで楽しんでいたら、花火が始まった。 横浜開港祭だとは知らずにいたので、花火は一種の幸運だった。 引退した日本丸の帆柱の美しさを見ながら花火を見た。 なんだかとて…

「区切る」ことから考えた「もの」と「こと」

柔軟なカテゴリー カテゴリーの記事一覧 - 鎌倉ヤマガラ日記の幾つかの記事(特に、カテゴリーとキーワード - 鎌倉ヤマガラ日記)でも(また恐らくはかなり多くの記事の中でほんの少しずつ)私が触れていることどもに関連しているのは、delimitないしはdelimi…

蜂たちの羽音

親指の爪ほどもない黒っぽい小さな生き物は詰め草の濃い緑に隠れてすぐには見つけられないが沸き上がるような五月の風に混じって近づいてくる柔らかな低音の羽音ははっきりとそして耳をくすぐるように幾つも聞こえている蜂たちが春が育てた初夏を集めにやっ…

忘れられていたもの

「これは復讐かもしれない」 そう思った。 数日前の、まだ薄暗い早朝のことだ。 二階から見ていて、麦と詰め草に囲まれるように見慣れぬ薄桃色の花が四、五咲いているのに気がついた。 その横には金蓮花が少しずつ葉を広げている。 あれもまた鳥の撒き餌から…

物を事にする

(以下はかなり以前に他のところで書いたものを再録(若干修正)したものである。 「ものとこと」の関係と「物と事」の関係をほぼ同一視した、というか、重ねて見た書き方になっていて、 いろいろと現在の考え方に合わない部分もあるのだが、基本的な考え方…

「もの」と「こと」を考えるために

日本語の「もの」と」「こと」の使い分けについて論じたページはネット上でもかなりに上る。綿密に多くの例を挙げながら論考されたものもあれば、手短にバッサリ決めつけた感のものまで多種多様だ。しかし、多くの論評・解説が、1)「こう考えられる、こう…

先日の雨

アカツメクサもシロツメクサもかなり咲いてきているが、全開になるのはまだ先のようだ。 詰め草の花の絨毯が映えるようになるのはいつだろう。 いや、そもそもそれほどまでに集中して咲くのだろうか。 生い茂っているので逆に花数が減るのかもしれないし、ま…

こんな時がある

誰でもこんな時がある ちょっと怒って でも真顔になりきれず 人生ってそんなものなのかもと考える でもそれは ほんのひとときだけ そう そんなものなんだよ それは きっとね (2017/05014)

窓辺の実験室5月11日 aspect report

季節が春らしくなったかと思えば、もう夏めいてきて、今日は光化学スモッグ注意報。 季節の変わり目でもあるし、今までの実験結果の一部(一側面)をまとめておく。 下の図は、2月12日から5月10日までの、総キーつつき数と赤色LED側へのキーつつき…

複合的リンクに巻き込まれる: YouTube Analytics データから考えたこと

前記事のビデオ・クリップは、多くの人に再生されることを予定してはいなかった。 というか、私の場合はYouTubeへの投稿はどこかのブログの素材として使うためであり、YouTube単独で多くの人に見てもらうという意識はあまり無いので、由比ヶ浜の夜光虫につい…

青く光る波 海は夜光虫でいっぱいだ

Noctiluca scintillans 2017/05/05 Kamakura Yuigahama Beach 鎌倉 由比ヶ浜海岸 こんな由比ヶ浜の海は見たことがない。 広範囲の赤潮が海を紅に染めた夜、海は夜光虫でいっぱいになっていた。 波が青く光って打ち寄せては崩れる。 波の衝撃に反応するおびた…

小さな虹と大きな木

それなり科学の世界に身をおいてきて、そしてそれはある意味でとても人工的な世界であって、というのは、科学は自然を扱うものでありながら自然から一歩引き下がって自然を客観化しようとするものだからであり、無論、自然に没入するタイプの科学者もいるけ…

桜のワイン

さくらのわいん 忘れていたローズアメシスト 流れた時のように 澄んで透明になり きっといつか あなたの唇が濡れて微笑むのを見ることがある 満ちた時 過ぎていく酔い 花のようにはらはらと散る たったひと雫の恋を 浮かべたまま いつまでも眺めていた こん…

カップの中の麦

エンドウの蔓に巻きかれた麦穂が強めの春風のせいか折れていた 大切に部屋に持ち帰って白いカップに入れてみる 若い麦の色は何だろう 空の青、それとも、草の緑か 外は快晴 風はもう五月 青き麦 空の置き忘れたる子の如し (2017/04/29)

これまでのONLINEミュージック

このページはページ最下段フッタの再生プラグインで紹介した、BGMに使わせてもらった(使わせてもらっている)音楽をまとめていて、今後もフッタの曲を替える度に更新する予定です。 ジャンルは特に限定していませんが、BGMとしてということもあってam…

今日の緑と白と赤

「あの、お庭のアレ、麦ですか」とお隣の絵本作家さんが言った。 「ええ、麦みたいなんですよ、餌台の撒き餌が落ちて芽が出てしまったみたいでね」と私。 「珍しくて懐かしい、一本もらって行っていいですか」 「ああどうぞどうぞ、面白くてそのままにしてる…

並ばずに駅に入れる社会実験?

こんなニュースを見て、「おや5月6日だけか」と思いつつ、今後拡大していくならいいがと思った。 http://news.mynavi.jp/news/2017/04/27/329/ 住民を特別優遇しようというのではなく、観光客の驚くべき増加によって圧迫される住民を保護したいということ…

蓮華草という名前

花を広げ始めたゲンゲが急速に増えていく。 本当にあっという間だな。 昨日はまだ開いていなかったのに。 蓮華草という名前が定着しているけれど、大人になって子ども心を失ったこの大人はその細かな形状をもうとっくに忘れてしまっていた。 その花言葉は「…

小さくてランダムな麦畑

「野鳥の餌」の不思議と言うか当然のことなのだが驚かされると言うか、なんとそれは麦だった。 しばらく前からバードフィーダーを吊り下げた木の周囲に小さな稲の茎や葉のようなものが伸びてきているのに気づいていて、それが実に見事に木を取り囲んでいるの…

アカツメクサが咲いた

小さなことだけれど子どもみたいに嬉しい。 昨年秋に蒔いてシロツメクサより茎が高く伸びて葉も大きくなっていたアカツメクサも咲き出した。 本当に足の踏み場がないから写真を撮るために近づくと他の茎を倒してしまうことになる。 アカツメクサはシロツメク…

庭の片隅にいた小さきものたち

アカツメクサの大きな葉にとまっていた小さなムラサキシジミらしき蝶。 1センチ5ミリくらいしかないだろうか。 じっと動かなかった。 なぜか接近して撮影するのを遠慮した。 自転車庫の裾に咲いていたケシの仲間の鮮やかな花の色と蕾を覆う細かな毛の一本…

シラユキゲシとオオアラセイトウ

シラユキゲシ(白雪芥子)の花言葉は「清純な誘惑」なのだそうだが、「誘惑」だからと言って芥子の仲間というわけではない。 緑に紛れながら、ふっと緑の中に浮かび上がる白と黄色のコントラスト。 名前のせいか植えた時には長持ちしないかもしれないと思っ…

ゲンゲが咲いたシロツメクサが咲いた

ゲンゲが咲いた シロツメクサが咲いた ただそれだけのこと ただそれだけのことなのだが でもただそれだけのことではない シロツメクサは野を模した庭一面に広げられた絨毯 ひと冬を越したものでないと咲かないと聞いていたから 冬が過ぎ春が来るのを そして…

野であるように

急速に暖かくなっていく季節がある。おそらく樹齢は80年を超えているだろう庭の桜の老木も満開を迎えたようだ。老いたせいもあり、また不在にしていた間に手入れがされなかったせいもあってテングス病が進んでしまっているので、この桜の花を楽しめる日々…



  

食玩チョコQ ヤマガラ  ヒーリングバード 06ヤマガラ おじいさんとヤマガラ3月11日 【動物認印】ヤマガラ

 

フリーでも聞けるMagnatuneから随時気に入ったアルバムをBGM的に紹介します(下から再生できます)。

 

 

 

   

 Looking for a Way Out    Looking for a Way Out by Paolo Pavan