鎌倉ヤマガラ日記

鳥の話はあれども野鳥観察日記ではない似て非なるもの

気象

塩害の後の一ヶ月

2018年9月末の台風24号はきっと私の記憶に長く残ることだろう。 それが滅多に無いほどに強力な台風であることは事前に知っていた。 南側に空き地ができてしまったので、南風はもろに吹き付けると考えていた。 それなりの準備もしていたが、それ以前に…

雲に乗りたい。 幼い時からずっと今に至るまで変わらない想い。 飛行機が雲の中を過ぎる時の周辺の水滴と白さ。 それから子どもがぐずるような、あの、くすぐったげで微細な振動。 乗れないのなら、せめて雲の写真を撮るためだけに旅をしようか。  その想い…

庭を見せなさい、そうすれば

庭とその主との関係について少し前に書いたのだが、 英国の作家・詩人の The Garden That I Love という本の中に、こんな名言があることを今日知った。 Show me your garden and I shall tell you what you are. -- Alfred Austin (私訳) あなたの庭を見せ…

大自然のこと

20時過ぎの地震はこの辺りでも震度3だったが、印象は4近かった。 続発する地震は、日本全体が軋んでいると思わせる。中央構造線に沿って巨大な変化が起きるのではないかと思ったりする。 沖縄には強い台風が近づいている。 そして、西日本は数十年に一度…

雨降りのような日

西日本は大雨だと聞くが、こちらは曇り。 ささっと降ってきたかと思うとまた止んでしまう。 はっきりしない。 私の発案した風力発電風車(?)の試作品が、昨日からずっと発電した電気でIt's a small worldを鳴らし続けている。 それほど風はあるのに、雨が…

畑とも呼べない畑・今年の水耕栽培ほか

今年は屋外水耕栽培でキュウリ2樽、ゴーヤ1樽、中玉トマト2樽、トマト1樽を試みている。 昨年、キュウリを1樽、晩夏から秋口に採れるものを試して、やや時期遅れだったが四、五本ほどの実りがあったので、今年は夏前からもう少しやってみようかと思って…

霧の日

昨日のこと、4時過ぎに目が覚めてトイレに立つ。 窓を開けて驚いた。 霧ですぐそばの山が霞んでいる。 少し遠くの家はもう全く見えない。 よほど湿度が高かったのだろう。 スマホでちょっと撮影した光景はどこかの山奥のようだ。 駅から歩いて十数分の山奥…

寒波

数十年ぶりの寒波と言う。 東京や横浜で雪が降っても鎌倉は微かにちらつく程度であることが多いのだが、今回はあっという間に積もった。 記憶に残る鎌倉の大雪は二十年も以前のことか。 水気の多い重たい雪で気温が低かったためか竹もあっという間に雪の重み…

最初の実りの日々

幾つかのタイプの風車作りや翻訳などで忙しかったのに加えて、しばらく北海道旅行に行っていたのでブログがお留守になってしまっていた。 「継続は力なり」というのはこうした営みでも当てはまると思うのだが、なかなか日を開けずに継続することは難しいもの…

窓辺の実験室5月11日 aspect report

季節が春らしくなったかと思えば、もう夏めいてきて、今日は光化学スモッグ注意報。 季節の変わり目でもあるし、今までの実験結果の一部(一側面)をまとめておく。 下の図は、2月12日から5月10日までの、総キーつつき数と赤色LED側へのキーつつき…

青く光る波 海は夜光虫でいっぱいだ

Noctiluca scintillans 2017/05/05 Kamakura Yuigahama Beach 鎌倉 由比ヶ浜海岸 こんな由比ヶ浜の海は見たことがない。 広範囲の赤潮が海を紅に染めた夜、海は夜光虫でいっぱいになっていた。 波が青く光って打ち寄せては崩れる。 波の衝撃に反応するおびた…

小さな虹と大きな木

それなり科学の世界に身をおいてきて、そしてそれはある意味でとても人工的な世界であって、というのは、科学は自然を扱うものでありながら自然から一歩引き下がって自然を客観化しようとするものだからであり、無論、自然に没入するタイプの科学者もいるけ…

雪霰がまた降った

たまたま外に居た。 急に視野の端になにか白いものがぽとりとまっすぐに落ちてくる。 これこれ、雪霰(ゆきあられ)だ。 昨日の雪霰と少し形が違って、今日のは型抜きしたプリンかゼリーみたいな形をしていた。 硬さも昨日のよりは柔らかい。 機能は円筒形が…

ゆきあられの後で

昨日急に降りだしたものは最初は雹(ひょう)かと思った。 硬いコンクリートの縁石に落ちて勢い良く跳ね返っていたからだ。 しかし、雹にしては表面が透明感のある氷状になっていず、ふわふわの雪の結晶を重ねたような感じで、全体的には長さ数ミリの概ね円…