鎌倉ヤマガラ日記

鳥の話はあれども野鳥観察日記ではない似て非なるもの

花言葉

木瓜(ぼけ)の花

しばらく書くこともないとしておきながら、これは書いておきたいと前言を翻す。 書くこともないと書いたのは、ここしばらく、ある懐かしいプログラミング言語をまた使いたくなってリハビリ中で、それに時間を取られて余裕がないと考えてのことでもあったのだ…

オクラの朝とクレマチスの昼下がり

何故、オクラの花言葉は「恋の病」なのだろうか。 その花が、一日、いや、数時間しか開いていない、命の短い花だからなのだろうか。 それとも、恋に窶(やつ)れた人の細くなった指に実が似ていたせいか、時機を逸すると食べられないほど硬くなる実を嘆いて…

雨のクレマチス

曇り空でまとまった雨も降らない天気だと書いていたら、夜中には結構な量の雨が降った。 でも、今は小降り。 強雨だと、トマトの実が落ちたかもしれないと思って朝方に見に行くと無事。 今朝は8個。毎日こうだと素晴らしいのだが。 雨のせいかキュウリも急…

ガクアジサイの学

ふとした思い違い、思い込みで記憶に残ってしまった誤った知識というものはなかなか自分では気づくことができない、気づく機会が少ないものだと今更ながらに思う。 写真は家の紫陽花の幾つかで、その中には日本古来のガクアジサイは含まれていない。 どちら…

梅雨空の下の花たち

この数年、その中でも特にここ一、二年、天候の定まらなさというか今までとは質の異なった易変性を感じる。 梅雨は梅雨らしからず、晴れの日も多く、降るときは降るときで梅雨前線の雨というより突発的な大雨が降る。 冬が春に、春が夏になっていく過程でも…

忘れられていたもの

「これは復讐かもしれない」 そう思った。 数日前の、まだ薄暗い早朝のことだ。 二階から見ていて、麦と詰め草に囲まれるように見慣れぬ薄桃色の花が四、五咲いているのに気がついた。 その横には金蓮花が少しずつ葉を広げている。 あれもまた鳥の撒き餌から…

蓮華草という名前

花を広げ始めたゲンゲが急速に増えていく。 本当にあっという間だな。 昨日はまだ開いていなかったのに。 蓮華草という名前が定着しているけれど、大人になって子ども心を失ったこの大人はその細かな形状をもうとっくに忘れてしまっていた。 その花言葉は「…

シラユキゲシとオオアラセイトウ

シラユキゲシ(白雪芥子)の花言葉は「清純な誘惑」なのだそうだが、「誘惑」だからと言って、アヘンになる芥子というわけではない。 緑に紛れながら、ふっと緑の中に浮かび上がる白と黄色のコントラスト。 名前のせいか植えた時には長持ちしないかもしれな…