鎌倉ヤマガラ日記

鳥の話はあれども野鳥観察日記ではない似て非なるもの

小さな虹と大きな木

それなり科学の世界に身をおいてきて、そしてそれはある意味でとても人工的な世界であって、というのは、科学は自然を扱うものでありながら自然から一歩引き下がって自然を客観化しようとするものだからであり、無論、自然に没入するタイプの科学者もいるけ…

桜のワイン

さくらのわいん 忘れていたローズアメシスト 流れた時のように 澄んで透明になり きっといつか あなたの唇が濡れて微笑むのを見ることがある 満ちた時 過ぎていく酔い 花のようにはらはらと散る たったひと雫の恋を 浮かべたまま いつまでも眺めていた こん…

カップの中の麦

エンドウの蔓に巻きかれた麦穂が強めの春風のせいか折れていた 大切に部屋に持ち帰って白いカップに入れてみる 若い麦の色は何だろう 空の青、それとも、草の緑か 外は快晴 風はもう五月 青き麦 空の置き忘れたる子の如し (2017/04/29)

これまでのONLINEミュージック

このページはページ最下段フッタの再生プラグインで紹介した、BGMに使わせてもらった(使わせてもらっている)音楽をまとめていて、今後もフッタの曲を替える度に更新する予定です。 ジャンルは特に限定していませんが、BGMとしてということもあってam…

今日の緑と白と赤

「あの、お庭のアレ、麦ですか」とお隣の絵本作家さんが言った。 「ええ、麦みたいなんですよ、餌台の撒き餌が落ちて芽が出てしまったみたいでね」と私。 「珍しくて懐かしい、一本もらって行っていいですか」 「ああどうぞどうぞ、面白くてそのままにしてる…

並ばずに駅に入れる社会実験?

こんなニュースを見て、「おや5月6日だけか」と思いつつ、今後拡大していくならいいがと思った。 http://news.mynavi.jp/news/2017/04/27/329/ 住民を特別優遇しようというのではなく、観光客の驚くべき増加によって圧迫される住民を保護したいということ…

蓮華草という名前

花を広げ始めたゲンゲが急速に増えていく。 本当にあっという間だな。 昨日はまだ開いていなかったのに。 蓮華草という名前が定着しているけれど、大人になって子ども心を失ったこの大人はその細かな形状をもうとっくに忘れてしまっていた。 その花言葉は「…

小さくてランダムな麦畑

「野鳥の餌」の不思議と言うか当然のことなのだが驚かされると言うか、なんとそれは麦だった。 しばらく前からバードフィーダーを吊り下げた木の周囲に小さな稲の茎や葉のようなものが伸びてきているのに気づいていて、それが実に見事に木を取り囲んでいるの…

アカツメクサが咲いた

小さなことだけれど子どもみたいに嬉しい。 昨年秋に蒔いてシロツメクサより茎が高く伸びて葉も大きくなっていたアカツメクサも咲き出した。 本当に足の踏み場がないから写真を撮るために近づくと他の茎を倒してしまうことになる。 アカツメクサはシロツメク…

庭の片隅にいた小さきものたち

アカツメクサの大きな葉にとまっていた小さなムラサキシジミらしき蝶。 1センチ5ミリくらいしかないだろうか。 じっと動かなかった。 なぜか接近して撮影するのを遠慮した。 自転車庫の裾に咲いていたケシの仲間の鮮やかな花の色と蕾を覆う細かな毛の一本…

シラユキゲシとオオアラセイトウ

シラユキゲシ(白雪芥子)の花言葉は「清純な誘惑」なのだそうだが、「誘惑」だからと言って芥子の仲間というわけではない。 緑に紛れながら、ふっと緑の中に浮かび上がる白と黄色のコントラスト。 名前のせいか植えた時には長持ちしないかもしれないと思っ…

ゲンゲが咲いたシロツメクサが咲いた

ゲンゲが咲いた シロツメクサが咲いた ただそれだけのこと ただそれだけのことなのだが でもただそれだけのことではない シロツメクサは野を模した庭一面に広げられた絨毯 ひと冬を越したものでないと咲かないと聞いていたから 冬が過ぎ春が来るのを そして…

野であるように

急速に暖かくなっていく季節がある。おそらく樹齢は80年を超えているだろう庭の桜の老木も満開を迎えたようだ。老いたせいもあり、また不在にしていた間に手入れがされなかったせいもあってテングス病が進んでしまっているので、この桜の花を楽しめる日々…

夢を聞く

夢を「見る」と言うが、英語では dream a dream とも言うから、その場合には何と訳すべきなのか?「夢を夢見る」ではないはずだ。何故なら、どこにもseeという意味合いの単語は含まれていないから。ではそれを日本語ではどう言ったらいいのだろう。「夢を夢…

「正答」と「ほぼ正答」の間

窓辺の実験室の実験パネルでは例えば右キーと左キーがあって、右LEDと左LEDがあるわけだが、右LEDが点灯しているときには右キーを押す(つつく)ことが「正答」で左キーを押すことは「誤答」であり、また、左LEDが点灯しているときには左キーを押す(つつく…

道を歩く

誰も知らない道を歩いて行った そうして辿り着いたのが自分の家だった そんな不思議な そしてある意味無意味な堂々巡りの生を垂直に飛び抜けて その青空で出会った鳥のような君を愛することにして 今がある のだろうか 僕は歩くのが好きだ きっといつまでも …

窓辺の実験室3月31日

AirTerm(nc) + Hangouts(VariedTit) + ClavisKeyboard on Android Tablet (AirTermに表示されているのは、実験制御しているArduino Megaとのやりとり) 今日は年度最終日。 明日からは新年度。 瞬く間に過ぎていく日々。 外は雨。 ヤマガラが窓辺で雨宿りし…

感覚モダリティの連動と乖離

タイトルが重々しいが、それほど突っ込んだことを書くわけではなく、ふと気づいたことを書くだけだ。 感覚と言っているのはファッション感覚のような感覚ではなく、視覚、聴覚、触覚、味覚などの感覚であり、大雑把に言って、その感覚の種類がモダリティ(様…

夢を夢見よ

夢を夢見よ 朝ぼらけに目覚めた後もなお 夢を夢見よ その身をもって 生終わる日まで いなや生終わりても たやすきことかな すべては夢 ふと夢見ただけの夢なれば (2017/03/21)

鶯の声

数日前からか鶯の声をよく聞くようになった。 よく聞くと言っても始終鳴いているというわけでも、確信して鳴いているわけでもない。 どこかまだ季節に戸惑っている、そんな鳴き方だ。 ああいう熟しきっていない鳴き方はさすがの蛾眉鳥でも真似られないだろう…

反グローバリズム

世界的に「反グローバリズム」の嵐が吹き荒れていると言う。 そうかもしれないし、事実はそうでないのかもしれない。 グローバルであることに世界は傾斜してきた。 しかし、それは人を疲れさせる。 なぜなら、人は、いや、ありとある生き物は小さな自分の環…

GIFアニメ版てのひらヤマガラ

ブログに簡単な動画を記事の一部として載せるためにいちいちYouTube経由というのも面倒かなとGIF版にしてみた。 一枚の画像のサイズ制限があるらしいから、以下は5MB以下にしたものだ。 大きなサイズのままなら元の動画の画質が維持されるので、そちら…

窓辺の実験室(3)

何と呼ぼうか少し迷ったが、「実験パネル」ということにした。 「実験箱」とすると閉鎖した箱のイメージになり、窓の透明パネル一枚を隔てて外と内になっている、そういう「界面」interfaceにしたかったので「箱」では望むイメージにはそぐわないし、Communi…

窓辺の実験室(2)

違う日の写真だが右側遠くに居るヤマガラはおそらく同一個体手前のシジュウカラは大きさがやや異なるようなので別個体か 窓辺で野鳥を相手に実験的な試みをしてみようかと思ったとき、考えていたことが幾つかあった。 (1)開かれた空間 実験室というか実験…

春の姿もまた一歩

窓際実験室の窓から外を眺めて、繁茂しつつある白詰草(シロツメクサ)の中に数点の鮮やかな黄色を見つけた。 一昨日気づいた菜の花ではない。 あの丸さは蒲公英(タンポポ)に違いない。 庭に行って確かめた。 そうして気づいた。 小さな、おびただしい数の…

カテゴリーとキーワード

特に特定の専門領域に限った話をしようというのではない。 いろいろな場面で私が感じる共通のことなのである。 例としてブログ記事とそのカテゴリーで言えば、「はてな」のブログでは、一つの記事は複数のカテゴリーに「所属」させることができる。 ブログサ…

春騒ぎ

強い風にヤマガラたちも何処かに避難したのか、朝早く一、二羽が掌にヒマワリの種を取りに来たきり羽音もしなくなった。 春騒ぎ吹きつけてくる白詰草たちの上 先日気づいたことなのだが、水仙らしい葉が昨夏繁栄を誇った金蓮花などの枯れた中から伸び上がっ…

水耕栽培の試み

窓辺には「ヤマガラ実験室」の他にもいろいろ在る。「実験室」が北側の庭に面してるのは、南側は明るくていいのだけれど見通しが利き過ぎて小さな鳥にとっては危険度も高いのか鳥たちが頻繁には訪れないためだ。 南側の窓では今、水耕栽培の試みをしている。…

雪霰がまた降った

たまたま外に居た。 急に視野の端になにか白いものがぽとりとまっすぐに落ちてくる。 これこれ、雪霰(ゆきあられ)だ。 昨日の雪霰と少し形が違って、今日のは型抜きしたプリンかゼリーみたいな形をしていた。 硬さも昨日のよりは柔らかい。 機能は円筒形が…

ゆきあられの後で

昨日急に降りだしたものは最初は雹(ひょう)かと思った。 硬いコンクリートの縁石に落ちて勢い良く跳ね返っていたからだ。 しかし、雹にしては表面が透明感のある氷状になっていず、ふわふわの雪の結晶を重ねたような感じで、全体的には長さ数ミリの概ね円…

ちょっと気になった/面白いと思った電子書籍を紹介します。


       
志鉄木一譜(著)恋をした頃は    志鉄木一譜(著)僕のビッグバン

 

フリーでも聞けるMagnatuneから随時気に入ったアルバムをBGM的に紹介します(下から再生できます)。

 

 

 
   The Rusalka Cycle - Songs Between Worlds by Kitka