鎌倉ヤマガラ日記

鳥の話はあれども野鳥観察日記ではない似て非なるもの

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青く光る波 海は夜光虫でいっぱいだ

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Noctiluca scintillans 2017/05/05 Kamakura Yuigahama Beach 鎌倉 由比ヶ浜海岸

 

 

 

こんな由比ヶ浜の海は見たことがない。

広範囲の赤潮が海を紅に染めた夜、海は夜光虫でいっぱいになっていた。

 

波が青く光って打ち寄せては崩れる。

波の衝撃に反応するおびただしい数の夜光虫。

内側から輝くターコイズブルーは波のオーロラだ。

この光景の奥にある熱源を考えては、

海の美しい変貌ぶりにかすかに恐怖さえ感じて身震いする。

いったいどれほどのルシフェリン分子がここにはあるのだろうか。

 

葉緑素を失って完全捕食性になった渦鞭毛虫(渦鞭毛藻)類のルシフェリンは葉緑素由来のルシフェリンなのだろうか。
緑を失って虫類らしくなった生き物が緑の名残で発光するのだとしたら、それは堕天使がなおも地上で光を持つことのメタファであるのかもしれない、などと科学とも神話ともつかないことを考えていた。
それは、半ば自然を失いつつある人間がなおも自然として生きることに似ていなくもない。
あるいはまた、今日われわれは電気的な光にすっかり慣らされてしまったが、この星における本来の光は陽光か発光する動植物や鉱物あるいはそれらから生じる炎だったのだから、夜光虫に我々が神秘的な何かを感じるとしたら、それは一種のノスタルジアであるのかもしれない。
いずれにせよ、生き物はそうやって変遷していくものなのだ、それが何千年をもかけた変化であれ、たった一瞬の変化であれ。 

そして、それを思い返すときが人間にはある。

 

変遷、それが「現象」ということの意味なのか。

 

 

 


押し寄せる青い光の波 夜光虫の浜辺 Noctiluca scintillans 2017/05/05 Kamakura Yuigahama Beach 鎌倉 由比ヶ浜海岸

 

 

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渦鞭毛虫(鞭毛藻)類の生物発光について少しだけ勉強した。

文献にもあることだが、ここにもまだわかっていない「何故」(発光の適応的な意味)がある。

 

(2017/05/05)

 

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(2017/05/08) 

 

 



  

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