今年正月二日に遠く望んだ浅間山
たまたま広角レンズを付けたコンパクトなデジカメしか持っていなかったので、これは粗くなるのを覚悟の上で超拡大した写真だ。
薄曇りの日だったが、しばらくの間くっきりと山が見えていた。
浅間山が好きになってから随分と年月が経ったけれど、この山の見える所に住みたいという想いは強くなるばかりだ。
煙を吹き上げている生きた山だが、山体がほんとうに美しい山だと思う。
鎌倉にも自然はあるが、観光収益に走る寺社を先頭に観光化が進み、生活する場所としての機能を失い続けた結果、狭く息苦しさを感じる町になってしまった。
いつかはきっとここを出て行くことになる、そんな気がする昼下がり、ヤマガラがヒマワリの種を砕く音をひたすらに聴く。
(2017/02/08)