今年は日光が強すぎてキュウリが早く終わるとか人から聞いたのだが、水耕栽培のトマトはげまだ元気でほぼ毎日のように収穫が有る。
キュウリも一本の銘柄は終わってしまったが、もう一本はまだ花を付けているから、まだ数本は採れるだろう。
一本の苗から20本もしっかりしたキュウリが採れれば素人としてはまあまあだ。
小学生の頃、富士山の美しく見える山に遠足に行き、暑さと慣れない山行にくたびれ果てたときに救ってくれたのがトマトジュース。
もともと青臭いと感じていたのか好きではなかったトマトジュースが何と冷たく喉に快かったことか。
それ以来、単純人間な私はトマトが好きだし、山歩きも止められずにいる。
防虫防獣ネットの中のトマトの赤は素晴らしい。
できるなら、食べたりせずに眺め続けていたいほどだ。
採れば、それは食する物になり、色づきもまた違ったものに思えてくる。
いや、それは、単にキッチンの光の具合に過ぎないのかもしれない。
美味しそうだと思えるトマトの色はどんな赤だろうか。
見ていて美しいと思えるトマトの色とは何も異ならないのだろうか。
そうか、比較するならトマトジュースをガラスのコップに入れて、見比べてみなければいけないなと、何の役にも立ちそうにないことを考えた。
私は赤い花があまり好きではないのかもしれないが、この赤はいつ見ても好きな赤だ。
(2018/07/23)