鎌倉ヤマガラ日記

鳥の話はあれども野鳥観察日記ではない似て非なるもの

大自然のこと

 
20時過ぎの地震はこの辺りでも震度3だったが、印象は4近かった。

続発する地震は、日本全体が軋んでいると思わせる。
中央構造線に沿って巨大な変化が起きるのではないかと思ったりする。

沖縄には強い台風が近づいている。

そして、西日本は数十年に一度の特別警報が出された豪雨、それによる河川氾濫と土砂崩れ。
死者の数も驚くべきものがある。

最近は、世界でも日本でも自然の猛威を感じることが多い。
ハワイの噴火もそうだが、長らく何とか保たれてきた人間の土地に大きな変動が起きているという印象を禁じ得ないのだ。

雨の降り方も極端になってきていると感じる。
数年前辺りから東南アジアなどで豪雨後の大規模な土砂崩れのニュースを他人事とは思えずに見聞きする。
最近の降雨の様子はそれ以前と何かが違うと思うのだが、現在の日本の治水レベルはかっての日本の降雨を考えての設定になっていると思われる。
何故なら、現在の治水状態では国土と街を十分守れてはいないというのが現実の有様だからだ。

その、ある意味、「時代遅れ」の治水レベルが、今起きつつある気象変化に対応できていないと考えるなら、豪雨による災害はこれからもますます不可避のことになってしまう。

しかし、そうした国土全体の問題への再検討と対処が進んでいるとはとても思えない。

相次ぐ政治家や官僚たちの犯罪や不祥事は彼らの慢心の表れであるだけではなく、日本の安全もが危うくなっていることを意味しているに違いない。

 

(2018/07/07)

 
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