鎌倉ヤマガラ日記

鳥の話はあれども野鳥観察日記ではない似て非なるもの

浅間山に近づく時

今年の正月も浅間山を見ることができる場所にいた。 いつもは高崎市内の大きな陸橋の上から見ていたのだが、今年はもっと近づいてみたいと思った。 一番上の写真は高崎周辺から、一番下の写真は甘楽郡からのものだ。 倍率は固定なので、山の大きさが山との距…

この赤が好き

今年は日光が強すぎてキュウリが早く終わるとか人から聞いたのだが、水耕栽培のトマトはげまだ元気でほぼ毎日のように収穫が有る。 キュウリも一本の銘柄は終わってしまったが、もう一本はまだ花を付けているから、まだ数本は採れるだろう。 一本の苗から2…

トウモロコシの悲劇

昨日のことだ。 下の写真は一昨日のトウモロコシの様子。 今年は日照条件も改善し強風に倒されることもなく、トウモロコシが順調だ。 早い話、私が作っている作物は、トマト、キュウリ、枝豆、トウモロコシ、皆、私自身の好物というだけなのだ。 それだから…

大自然のこと

20時過ぎの地震はこの辺りでも震度3だったが、印象は4近かった。 続発する地震は、日本全体が軋んでいると思わせる。中央構造線に沿って巨大な変化が起きるのではないかと思ったりする。 沖縄には強い台風が近づいている。 そして、西日本は数十年に一度…

霧の日

昨日のこと、4時過ぎに目が覚めてトイレに立つ。 窓を開けて驚いた。 霧ですぐそばの山が霞んでいる。 少し遠くの家はもう全く見えない。 よほど湿度が高かったのだろう。 スマホでちょっと撮影した光景はどこかの山奥のようだ。 駅から歩いて十数分の山奥…

マルバウツギ

この写真もだいぶ時間がずれてしまっている。 そうだ、この数カ月に起こったことを時間軸に沿って語ることはできないと諦めた。 話が行きつ戻りつする中で自ずと何かが見えてくれば、私なりに目的を果たせる気がする。 味気のない金属フェンスが嫌だったので…

トトロの耳

これは完全に時間がずれている。 これを書いているのは6月半ばなのだが、写真は5月上旬だったろうか。 久しぶりに庭から山を見上げて若い緑の葉叢を見て、「育ったものだな」と思う。 この、私が「トトロの耳」と呼んでいる二本の木は、私が幼かった頃には…

いつの間にか咲いていた

人生に一度か二度しかないだろう重大で深刻な変化が起きたことをブログにうまく綴れる人はいるだろうか? 日々の記録、そういった性質のブログであるなら、人生の大事をその日常的な「日々」のページの中の一枚に埋め込んで語れるとは思えない。 実際にそう…

寒波

数十年ぶりの寒波と言う。 東京や横浜で雪が降っても鎌倉は微かにちらつく程度であることが多いのだが、今回はあっという間に積もった。 記憶に残る鎌倉の大雪は二十年も以前のことか。 水気の多い重たい雪で気温が低かったためか竹もあっという間に雪の重み…

2017年8月北海道旅行から

8/9 白樺が笑った 夜の露天風呂の暗がりの向こう 昼間半袖では寒いほどだった空気が 裸なのに今は爽快だ 白樺の向こうに谷間の流れを見て 立ちつくす 忘れがたきその時のこと この柔らかな硫黄の匂いの なめらかにきらめく湯のなかの今を 私はいつまで覚…

イワタバコの季節

庭の北東側は山に接しているので、そこには崖が有る。 崖といっても草木をかき分ければ登っていける程度のものだが、その麓の一部としてけっこう大きな一枚岩があって、そこにイワタバコ(Conandron ramondioides)が群生している。 鎌倉というとイワタバコ…

小さな虹と大きな木

それなり科学の世界に身をおいてきて、そしてそれはある意味でとても人工的な世界であって、というのは、科学は自然を扱うものでありながら自然から一歩引き下がって自然を客観化しようとするものだからであり、無論、自然に没入するタイプの科学者もいるけ…

遠き山

今年正月二日に遠く望んだ浅間山 たまたま広角レンズを付けたコンパクトなデジカメしか持っていなかったので、これは粗くなるのを覚悟の上で超拡大した写真だ。 薄曇りの日だったが、しばらくの間くっきりと山が見えていた。 浅間山が好きになってから随分と…